ハチ北ミュージックフェス実行委員会
実行委員長:西村智洋 Tomohiro Nishimura
ハチ北ミュージックフェス実行委員長の西村智洋です。
いつもたくさんのご協力やご支援をいただきありがとうございます。おかげさまでハチ北フェスも今年で8年目を迎えました。
僕らがハチ北ミュージックフェスを続けている目標の一つとして、「地域がひとつになれる空間作り」があります。
今、全国的に人口が減少していっているのはまぎれもない事実で、僕らの住んでいる地域もなかなか厳しい状況にあります。
本当はとなり同士、近所の人と声をかけあったり、助け合ったり、手を繋ぎ合っていきたいのに、少しずつとなり同士の距離が遠くなっていっているような気がするのはなぜなんでしょう?
僕は、それらを解決できるヒントはハチ北フェスのような、地域の小さなDIYイベントにあると思っています。
悔しいですが、2019年から目標にしてきた来場者数1,000人にはまだ一度も達していません。
だからハチ北ミュージックフェスは毎年失敗に終わっているフェスとも言えます。
誤解を恐れずに言えば、ハチ北ミュージックフェスは「毎年失敗するフェス」でもいいと思っています。
失敗しながら形を変えて、変化しながら少しずつ進んでいく。そうやってずっと進んでいけるこのハチ北フェスと、それを支えてくれる方々が僕の誇りです。
今年は思い切り地元地域への愛へ舵をきりました。
才能あふれる地元ミュージシャンも数多くブッキングしております。地元民の腕の見せどころです♪
音楽だけじゃなくて、昨年からはじめて大好評だったハチ北棚田米食べ放題の「フリーお米」も今年もやります!
そして地元が誇る但馬牛、「但馬牛食祭り」との合同開催ももちろんやります!
皆さんには、このハチ北ミュージックフェスという空間を
・家族と過ごす大切な時間だったり
・自分を表現する場だったり
・1人でゆっくりキャンプする空間だったり
・仕事の成果を出せる場だったり
それぞれが思うそれぞれの自由な空間として、ぜひ利用してほしいと願っています。
たった1日だけれど、
毎日当たり前に過ごしているこの見慣れた田舎が、僕らの力でまったく違う世界に変えられるかもしれない。
僕はそれを証明したいのだと思います。
僕らはこの何もない山奥の「ど田舎」で、これからもいろんな人を巻き込みながら、ワクワクするような空間・時間を作り続けていきたいと思っています。
鉢伏山の大自然の中で、食とキャンプと音楽を楽しみに、ぜひ一度ハチ北ミュージックフェスへ遊びに来てください。
皆さんと会場でお会いできることを楽しみにしております。
西村智洋